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日本性機能学会 沿革

日本性機能学会の学会の歩み

東邦大学医学部泌尿器科  三浦 一陽

日本性機能学会は1978年(昭和53年)に現名誉理事長の白井将文東邦大学名誉教授が、その当時は全国で数十人しかいない男性性機能障害(インポテンス)の研究をしていた方々に男性性機能障害の勉強会を行う目的で呼びかけ発足しました。初回は東京で1978年1月20日に薬業会館で開催され当時のインポテンスの基礎的・臨床的話題など活発な勉強会が行われた後、今後はインポテンス(IMP)研究会という名称で運営することが決まり、会長に白井将文東邦大学助教授、事務手伝いに私が行うことなどが決まりました。また同時に年2回の集会を行うことが決まり、春は日本泌尿器科学会総会時に、その年の総会会長にお願いし場所をお借りすることと、秋には当番世話人に場所を提供して頂き、毎回テ-マを決め、最初の頃は少人数で細々と行っておりました。会を重ねるごとに規約などもでき、規模も大きくなり、1986年に研究会誌「IMPOTENCE」が年2回の予定で発刊され、初代編集委員長に聖マリアンナ医科大学泌尿器科の長田尚夫教授が就任されました。1988年(昭和63年)には「日本インポテンス研究会」と名称も変わり、その後,1990年(平成2年)より11年間22回開催された研究会も「日本インポテンス学会」となり9月頃に単独で学術総会を行うこととなりました。第1回は東邦大学医学部泌尿器科教授、白井将文先生のもとで1990年9月21-22日に品川のコクヨホ-ルで開催されました。それに伴い会誌も抄録号を追加し年3回発行されるようになりました。また同時に東部、中部、西部に各支部も発足し、総会以外に各支部の学術総会も開催されるようになりました。

学会も5年経過したところで、インポテンスという言葉が差別用語であるという意見がでて、会員全員にアンケ-トを行い、男女の性機能の研究に対する配慮から「日本性機能学会」に1995年から名称が変更され現在に至っております。初回からの開催会長や開催日は各年の2号の裏表紙に載っておりますので御参照ください。

終わりにあたり初回の研究会から現在までずっと事務方を行ってきた者として、この学会は全国の性機能障害を研究される先生方による30年間の歴史の上に築かれ、現在のような規模に発展したものであり、関係各位の先生方に厚く御礼申し上げますとともに、今後もなお一層、研究に努力されるようお願い申し上げます。