現在位置はHOME の中の 日本性機能学会について

日本性機能学会について

理事長あいさつ

東邦大学医学部泌尿器科  石井 延久

日本生機能学会は白井將文日本性機能学会名誉理事長により、1978年に組織されたインポテンス研究会が前身になります。インポテンス研究会の創設はInternational Society for Impotence Research(ISIR)より10年早く発足しております。当時の勃起障害(erectile dysfunction: ED)はシリコン製陰茎プロステーシスの移植手術が唯一の治療法でした。そのため、EDは泌尿器科領域の特殊な疾患として認識され、インポテンス研究会の参加会員は泌尿器科を中心にごくわずかな研究者により構成されていました。その後、わが国は本学会を中心に世界に先駆けるEDの基礎研究や新しい検査・治療法を報告しております。

現在はわが国でもPDE-5阻害薬の発売により、EDはごく普通の疾患として社会的に認知され、泌尿器科以外の先生がたも容易にED治療が行えるようになっています。現在、日本性機能学会の会員数は約750人、会員は泌尿器科を中心に精神科、心療内科、糖尿病や循環器などの内科、薬理学、生理学、社会医学など広い領域の分野の先生方が参加しています。さらにEDは生活習慣病や男性更年期(LOH症候群)、前立腺肥大症(LUTS)に深い関連を有する重要な症状として認識されております。今後はこれらの疾患の急激な増加が予想されており、患者のQOLの向上は本学会の早急に取り組む大きな課題になっています。

このような状況から、われわれ学会員一同は臨床各科の幅広い先生方の学会参加を心よりお待ちしている次第です。